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冬キャンプの服装の基本と焚き火を楽しむための服装【難燃素材は不要?!】

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冬キャンプの楽しみの一つに焚き火が挙げられますが、

焚き火をする際は、アウターの素材には注意が必要です!

冬キャンプで焚き火を楽しむ際の服装のポイントについて紹介していきます!

目次

難燃素材のアウターはいらない?!

ダウンジャケットなどを着てしっかり防寒してキャンプを楽しむと思いますが、

気づいたら大事なダウンジャケットに火の粉で穴があいちゃってた・・・

なんて悲しい事態は避けなければいけません。

そんなときは難燃素材でできた“焚き火ウエア”の着用すれば、解決!

と言いたいですが、

難燃素材のアウターは

  • 価格が高い
  • 素材感やデザインがカジュアルで普段使いしにくい
  • ゴワゴワして着心地がイマイチ

といった理由で購入をためらっている方も少なくないでしょう。

何を隠そう、私もその一人です。

焚き火用にアウターを追加するのは、

費用面やシーズンオフ時のメンテナンスを考えるとためらわれます。

この記事では、キャンプで焚き火を楽しむ際に

難燃素材アウターを使わない防寒対策について紹介します!

寒さ対策は重ね着が基本

冬のアウトドアを楽しむにはレイヤリング(重ね着)で防寒するのが大切です。

レイヤリングする際に服は下記3つに大別されます。

・ベースレイヤー:肌に最も近いインナー。
・ミドルレイヤー:ベースレイヤーとアウターの中間に着る服。
・アウターレイヤー:一番外側に着る保温性が高い服。

それぞれについて見ていきましょう!

ベースレイヤー

ベースレイヤーは、肌に最も近い布になるので、汗をかいて濡れた際に冷えを最も感じやすいです。

そのため吸水速乾性の素材がベストです。

また、

保温性も重要なのであったか系の素材を使ったものを選びたい

ところです。

吸水・速乾性と暖かさをそなえたベースレイヤーには、モンベルのスーパーメリノウールシリーズなどに代表される

メリノウール素材がおすすめです。

メリノウール素材は高価なので、山歩きなどの際は積極的に選びたいですが、

冬キャンプであれば

山歩きほど汗をかくことも少ないと思うので

  • 無印良品:あったか綿インナー
  • ユニクロ:ヒートテック

など量販店のあったか系のインナーでも全然問題ないと思います!

ボトムスの方でもタイツがあるので着用することをおすすめします!

ズボンの下に一枚あるか、ないかでは寒さの感じ方が全く違います!

無印良品のあったかインナーは肌が乾燥しづらく愛用してます!

ミドルレイヤー

ミドルレイヤーは

  • インナーダウン
  • フリースジャケット
  • スウェット トレーナー
  • ニット

などが代表的なアイテムで、保温性を高めてくれます。

ミドルレイヤー

アウトドアシーンや普段遣いにも使えるアイテムを選ぶ

と季節の変わり目にオン・オフ兼用できてお得です!

ボトムスの方は、量販店などで購入した綿素材やコーデュロイのズボンを履いておけば問題ないと思います。

火の粉が飛んできてチュルっと一瞬で素材がとけなければOKです。

アウターレイヤー

アウターレイヤーは、ダウンジャケットや中綿ジャケットなど

防寒性の高いアイテムですが、

アウトドアシーンでの着用を考えると

防水・防風性も高いアイテムを選びましょう!

防風・防水性を備え、オン・オフ兼用しているNANGAのオーロラテックダウンジャケットについては

下記記事で紹介しているので、興味があれば御覧ください!

アウターに難燃素材を使ったアイテムを持ってない・・

かといって、大切なアウターには穴をあけたくない・・・

ということで、

焚き火を楽しむ際は

着ているアウターを脱ぐ

ことにしました!

「ちょっとまってくれ!!」

「流石に寒いだろ!!!」

と思うかもしれませんが、

安心してください!(履いてますよ

続いては、アウターを脱いだ状態でも焚き火を楽しめる

防寒の工夫について紹介していきます!

ミドルレイヤーがポイント!

アウターを着ないとなると

ベースレイヤーミドルレイヤーを駆使する

ことになります!

レイヤリングスタイル

結論から言うと、

レイヤリング(重ね着)

で対応します!

何枚も着込めばあたたかいでしょうが
ゴワゴワして動きにくかったり、脱ぎ着しずらいと

汗をかいてしまいかえって身体を冷やしてしまうことにつながります。

そこで

  • 保温性
  • 動きやすさ
  • 調整のしやすさ

を重視したおすすめのレイヤリングをご紹介します!

様々なアイテムを組み合わせてみましたが

ベースレイヤー×1
ミドルレイヤー×2~3

の組み合わせがバランスが良いと感じています。

肌に近い順番から

  • ベースレイヤー:あったか系インナー
  • ミドルレイヤー1:スウェットトレーナー
  • ミドルレイヤー2:インナーダウンベスト
  • ミドルレイヤー3:フリースジャケット

ミドルレイヤーを3アイテム組み合わせるのであまりゴワゴワせず、軽量で薄手のアイテムを選びましょう!

ミドルレイヤー1はなくてもよいかもしれませんが、3枚の重ね着では少し心配な場合に着ています。
寒さに合わせて調整できるようにしておきましょう!

ミドルレイヤーを選ぶ際のポイントは

インナーダウンはベスト型を選ぶ

ということです!

ベストタイプ

袖があるタイプだとフリースジャケットを着た際にどうしてもゴワついてしまいますが、

ベスト型であれば腕周りがスッキリして動きやすいです!

ベストを中に着ててもスッキリ

保温性の面でも、

キャンプの設営撤収や焚き火の準備であたたまってきた身体

身体により近いダウンで保温し、更にフリースジャケットで包みこむことで

寒さをそこまで感じずに過ごすことができるのではないかと思います。

少し活動して、あったか系のインナーの機能を引きだし、
あたたまった身体をダウンベストやフリースで保温するイメージです!

じっとチェアに座っているだけだと身体はだんだん冷えてしまいますが、

焚き火の火にあたったり、薪を割ったして適度に身体を動かせば

アウターを脱いでいても案外焚き火を楽しめます!

ちなみに

袖付きのインナーダウンにフリースのベストを重ねることも可能ですが、
火の粉が飛んできた際にインナーダウンの袖に穴があいてしまうリスクが高いです。

フリースも難燃素材ではないですが、

火の粉が飛んできても一瞬で穴が空くわけではないのでフリースの方がまだマシだと思います。

組み合わせアイテム例

私は下記の組み合わせで冬キャンプを楽しんでいます。

・ベースレイヤー:無印良品 あったか綿インナー
・ミドルレイヤー1:無印良品のスウェット(手持ちの服)
・ミドルレイヤー2:DANTON(ダントン) インナーダウンベスト
・ミドルレイヤー3:The North Face マイクロフリースジャケット

+アウター

インナーダウンベスト

DANTONのクールネックインナーダウンベストを着ています。

DANTON(ダントン)はユニセックスで長く愛用できる
デイリーカジュアルウェアを提供しているフランス発祥のブランドです!

インナーダウンはユニクロや無印良品などの量販店からも販売されており、
安価に入手できますが、
ダントンやモンベルなどから発売されている良質なダウンを使用されているアイテムと
比較すると保温性が劣る印象です。

私の場合は、元々持っていたものをアウトドアにも使用しているという感じですが、

冬キャンプだけでなく、山歩きや普段使いにもめちゃくちゃ重宝しているアイテムです。



フリースジャケット

定番のThe North Face(ノースフェイス)のマイクロフリースジャケットを着ています。

各アウトドアブランドがラインアップしているアウトドアの必須に近いアイテムなので

デザインと価格のバランスを見ながら気に入ったものを選ぶと良いと思います。

ノースフェイスは定番ですが、機能性、デザイン、価格のバランスがよいのでおすすめです!


シンプルながらかっこいいけん普段使い〜山歩きまで重宝してます!

小物を使った防寒も忘れずに

レイヤリングスタイルで焚き火や冬キャンプを楽しむ際に忘れてはならないのが
小物を使った防寒対策です!

油断していると身体の末端から少しづつ冷えてしまう

のでしっかり防寒してあたたかく過ごしましょう!

頭・顔・首

顔周りの防寒には帽子やネックウォーマーを用意しておきましょう!

帽子はニット帽や耳当て付きの帽子を選んで、耳まで覆えるとあたたかいです!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

チャムス CHUMS Camping Boa Russian Cap CH05-1387 [帽子 58-60cm]
価格:5,940円(税込、送料別) (2024/12/22時点)


首を冷えを感じやすい部分なのでマフラーやネックウォーマーを使うと暖かいです。

ネックウォーマー
帽子とネックウォーマーで防寒

ネックウォーマーはゴワゴワせず、寝るときにも着用したまま寝れるのでおすすめです!

シュラフ(寝袋)のジッパーを首まで上げきってしまうのが苦手なので
ネックウォーマーをつけて寝てます!

手・足

手の防寒で手袋はつけると思いますが、足元はどうでしょうか?

焚き火をしていても気づいたら足先がキンキンに冷えてしまっていることもあるので

注意が必要です!

足元はあたたかいブーツやサンダルを履くのがおすすめです!

スノーブーツ

私は以前、雪国に住んでいるときに履いていたスノーブーツをキャンプでも使っています!

雪が普段降らない地域に住んでいるのであれば、

スノーブーツはやり過ぎかもしれませんが、そんな方におすすめなのが「SUBU」です!


寒い時期、ふと出掛ける時にさっと履ける、いままでにない秋冬サンダルSUBUも

テントの出入りの際、脱ぎ履きの多いキャンプシーンにおすすめです!

冬キャンプで焚き火を楽しもう!

難燃素材のアウターを使わずに冬の焚き火キャンプを楽しむための服装について紹介してきました。

寒さの感じ方は人それぞれです。

焚き火をしていても、アウターを脱ぐと寒いということであれば

寒さをあまり我慢しすぎないようしてください。

  • 焚き火台から少し距離をとってアウターを着る
  • ブランケットを羽織る

など防寒をしながら、自分なりに穴開きリスクを軽減できる方法を考えて試してみるのも良いでしょう。

焚き火をしないときや焚き火のそばから離れる際は

アウターを着て暖かく過ごすことを心がけましょう!

冬キャンプの寝床づくりについては

下記記事で紹介しているのでチェックしてみてください!

防寒対策をバッチリして、冬キャンプを楽しみましょう!

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