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山と道mini2を使って感じたメリット・デメリット【ULザックの購入前に確認】

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軽量コンパクトなキャンプや山歩きを楽しみたいと思った時に、一度は興味を持つのが超軽量なULザックではないでしょうか?

私自身も2024年春に山と道のmini2という

ULザックを購入し、使用してきました。

mini2はUL(ウルトラライト)ブームも追い風となり人気のザックですが、
購入前に使い勝手が気になりるところです!

実際使ってみて感じた良い点、悪い点をご紹介します!

山と道のザックが気になっていれば

是非、最後までチェックしてください!

購入に迷っているなら購入前に参考になると思います!

目次

ULザックの特徴

ULザックは、元々、長距離を歩きながら旅するロングトレイルの文化の中で生まれたアイテム。

旅の中で、背負って歩く荷物を軽くすれば、身体への負担を軽減できるという発想です!

ULザックの特徴は、

①作りがシンプルで軽量
②価格が高いものが多い
③パッキングするアイテムも軽量化が必要

などが挙げられます。

その最大の魅力は軽さです!

軽量な素材で作られており、シンプルながら見た目もかっこいい!

ザック自体が超軽量

ただ、一般的な登山ザックと比較すると

軽量化のため耐久性や背負い心地、機能面を犠牲にしていることが多いのが特徴。

お金はかかりますが、荷物をある程度荷物を軽量化していくと、ULザックが活躍するシーンを増やすことができます。

最近では軽量ザックの人気からULザックやトレラン用ザックの機能を取り入れたアイテムを各メーカーが販売しています。

ULザックを使ったシーン

山と道のmini2を使用し、山歩きやキャンプを楽しむ中で感じたことについて紹介していきます!

主に

  • ハイキング×テント泊
  • バックパックキャンプ
  • 登山(日帰り、山小屋泊)

といったスタイルで使用しました。

ロングトレイルやテント泊装備を背負っての本格的な縦走は行っていません。

mini2が活躍したシーン

ULとまではいかずとも、ある程度軽量・コンパクト化を進めたキャンプスタイルとの相性は良いと感じました!

mini2はロールトップ式+フロントメッシュポケットのおかげで

荷物の量に応じて容量を調整できます。

また、マットなどを外付けすることも可能なので

拡張性もバッチリです!

外付けしやすい!

また、ザックの背面のパットは、

移動中は背中とザックの緩衝材になり、

キャンプ中はマットや座布団として活躍してくれます。

背面にはマットが入っている

ザック自体は、生地が薄く嵩張らないため、

キャンプに使う荷物をザックから出してしまうとペラペラになります!

ソロやデュオ用のコンパクトで狭いテント内に置いておいても全く邪魔になりません。

一般的な登山用のザックはフレームが入っていたり、腰ベルトがしっかりしていたりしてテント内で少し邪魔になってしまいます。

mini2は

・荷物容量&拡張性
・コンパクト

という点でキャンプをメインで楽しみたい場合は相性が良いと感じました!

続いて、個人的にmini2が正直、使いにくいと感じた点について、ご紹介していきます!

8kg超えてくると山歩きのときはちょっとつらかったな〜

更なる軽量化が必要

元々、軽量・コンパクトなキャンプを楽しんできましたが、
ギアを含め荷物の軽量化を突き詰められておらず、ULと呼べるほどには軽量化を進められていません

多くの登山ザックは腰ベルトを装着することで、肩から腰に荷重を分散できますが、

mini2は肩荷重で背負うようにザックが設計されており、しっかりと荷重を分散できる腰ベルトが付いていません

しっかりとした腰ベルトはついていない

登山やハイキングとテント泊を組み合わせる際に使用する場合は、注意が必要です。

水や食料を入れて8kg前後、重い時は10kg弱の荷物を背負って、標高差の大きい登山や長い距離を歩くと肩荷重がつらいと感じることが多かったです。

個人的には山歩きの際には、水をしっかり持っていきたい派なので重量を削り切ることができていません。

リスクを考慮し、少し余分に防寒具や食料や水を持っておきたいんですよね。

肩の負担を減らすためには、荷物を少しでも軽くしたいですが、必要なものは持っておかなければいけません!

経験を積んでいけば、リスクを加味した上で荷物量を調整し、軽量化を図れるようになるんでしょうが…

そういった点ではULザックは上級者向けのアイテムに位置付けられる

のかもしれませんね!

・ギアの軽量化にお金をかけられる
・経験豊富でしっかり荷物の軽量化できる
・体力に自信がある

場合は、肩荷重の負担は感じづらいかもしれません。

ギアの軽量化はお金かかるよね…
トレーニングで身体を強化して対処するか…?

シンプルな作りが故に

mini2はシンプルなロールトップ式で荷物量を調整できるのが特徴です。

ロールトップ式はメリットもある一方で、使いにくさを感じてしまいました

①トップからのアクセスしかできない

mini2はシンプルな袋状のつくりのためトップからしか荷物にアクセスができないため、
地真ん中〜底にパッキングした荷物を取り出しづらいです。

そこまで気にならないだろうと思っていましたが、

・雨具
・山ご飯の調理器具
・ファーストエイドキット

など必要な荷物を探して出し入れするシーンでは非常に使いづらいと感じました。

キャンプメインの利用の場合は、移動中に使用しない

・テント
・シュラフ

などをザック底に詰めておけば、あまり気にならないかもしれません。

②フレームがない

mini2は軽量化のために背中にフレームが入っていないため、パッキングの上手さがザックの背負い心地に直結します。

山行中に荷物を出し入れすると、その度にパッキングをやり直さなければいけませんし、

背負い心地が変わってしまいます。

フロントのメッシュも十分な容量があるため、

そちらを上手く活用し、荷物の出し入れを減らせれば問題ありません。

パッキングが苦手な人や工夫できない人にはおすすめできません。

③ロールトップが煩わしい

ロールトップ式は容量が調整できて便利ですが、

1. バックルを外す
2. クルクル丸めたロールトップを解除
3. ドローコードを解く

荷物を出し入れする際のこの一連の動作が思いの外、面倒でした…

荷物を出し入れした後に、容量が余っていれば、またクルクルとロールしなければいけません

フロントメッシュに使用頻度の高いものを入れておくという対策は取れますが、

防寒着や雨具など嵩張るものはどうしてもメイン収納にパッキングして出し入れする必要がでてきます。

日帰り登山や小屋泊登山では
少し使いづらかった…

使ってみないとわからない

山歩きの際は、ファスナー式や収納ポケットが複数あるザックの方が使いやすいのではないかというのが個人的な見解です。

とはいえ、見た目もカッコよく、お洒落に背負って山を歩きたいという気持ちもめちゃくちゃわかります!

mini2は荷物をしっかりと軽量化ができれば、使いやすいと感じるザックになるかもしれません!

体力や工夫があれば、多少の使いにくさは我慢できるかもしれません。

そんな時は、思い切って一度、購入して使ってみるのも有りです!

人気のザックなのでリセールバリューは高めなので、
使ってみて、気に入らなければ、売って他の人に譲ることもできます。

軽量キャンプ用と考えれば、
魅力的!

魅力的なザックを背負って山を歩こう

否定的な意見が多くなってしまいましたが、

あくまで、私のアウトドアスタイルにmini2がマッチしなかっただけで、

mini2が魅力的なザックであることには変わりありません!

・軽量化を突き詰めていきたい人
・使い勝手より見た目重視な人
・体力や身体の強さに自信のある人

にはULザックは良き相棒になるかもしれません!

山歩きやアウトドアの楽しむスタイルによっては、山と道のザックが合うかもしれませんし、
もっと自分にあったザックが見つかる可能性もあります。

自身のアウトドアスタイルや体力面などを見つめながら、

良き相棒となるザックを探してみてください!

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