どーも、ナカソト暮らしのそちです。
冬キャンプしてますか??
冬は寒くてとてもじゃないけど
「キャンプなんてできねえよ!!!」
と思ってしまいがちですが、
実は冬キャンプは案外楽しいです!
むしろ、
「冬キャンプ最高!!!」
と思ってたりもします!
ただ、冬キャンプは
やはり寒さが最大の敵なんです。。。
つまり、
冬でも寒さ対策ができれば
バッチリと楽しむ事ができます!
この記事の序盤では、
・冬キャンプの魅力
・寒さ対策
を紹介します!
冬キャンプの寒さ対策の中でも
特に重要なのが
寝床の寒さ対策です!
寝床が寒いと、
(寒さで目が冷めて一睡もできなかった・・・)
なんてことにもなりかねません。
ぐっすり寝ることができれば、冬キャンプを楽しめること間違いなしです!
しかし、冬の厳しい環境に対応した
高機能なアイテムを新たに購入するには、費用がかかってしまいます。
特に冬用のシュラフ(寝袋)は非常に高価なので、
なかなか購入する決心がつかない方も多いと思います。
この記事の中盤では、
春〜秋の3シーズン用のシェラフに+αでアイテムを足す
形で冬キャンプを楽しむ寝具装備についてもご紹介します!
・冬用シェラフは高くて買えない
・冬キャンプに行ってみたい方
・寒くて寝れず、冬にキャンプをやめてしまったという方
といった方には参考になると思います。
記事の後半では、
参考までに私の冬用寝具の装備も紹介しているので
是非、最後まで一読ください。
冬キャンプの魅力
わざわざ寒い時期にキャンプに行くのにはそれなりの理由があります!
まずは冬キャンプの魅力をご紹介します。
人が少ない
春〜秋のハイシーズンと比較すると、
冬の時期は、ぐーんとキャンプをする人が
少なくなります。
大声で騒ぐような人も少なく、
ハイシーズンと比較すると、
夏・秋のキャンプを経て、
冬にキャンプ場に行くと人の少なさにびっくりしますよ〜
景色をほぼ独り占めでき、じっくりと贅沢に自分の時間を過ごすことができます!
焚き火の暖かさをより感じられる
冬に野外で活動するのは身も凍るように寒いので、
他の季節と比べて
ゆっくりと薪を燃やして火の面倒を見る時間も贅沢ですが、
ガンガン薪を燃やして暖を取るというのも焚き火の楽しみ方のひとつです!
寒さの中だからこそ、焚き火の暖かさがより一層 身にしみて
火を使うことのできる“ヒト”という動物で
よかったと心からそう思えるはずです!笑
空気が澄んでいて気持ちがいい
冬の冷たい澄んだ空気はとても美味しく、
美味しい空気を吸いたいだけ吸って
独り占めできるのでめちゃくちゃ気分がいいです!
大気中の水蒸気が少なく、空気が澄んでいるので
のも冬キャンプの魅力の1つです。
虫がいない
冬キャンプは虫が少ない点も魅力的です!
夏場は蚊をはじめ、虫が多いので
ストレスを感じることも多いと思います。
蚊帳や蚊取り線香、森林香など虫除け対策の必要性がなくなるため、
も見逃せません!
(最終的には寒さ対策で荷物は増えちゃいますけどね・・)
冬キャンプのデメリット
寒い
冬キャンプの最大にして唯一のデメリットは
です!
改めて記載する必要もないかもしれませんが、
これしかデメリットはないように思います。
寒さ対策をせずに
冬キャンプを楽しむことはできません!
屋外で過ごす時間が寒さに耐える修行の時間になっては
せっかくの余暇がとても残念な時間になってしまうので
しっかりと寒さ対策を行いましょう!
寒さを軽んると命の危険に繋がる恐れもあるので
冬キャンプに初めてチャレンジする際は十分すぎるくらいに準備しておきましょう!
初めての冬キャンプは念の為、自宅から布団を持っていったよ!
寒さ対策
冬キャンプの寒さ対策は下記の3つが手っ取り早く取り組めます!
冬用テントの導入
まずは、テントを冬用のものにすることが挙げられます。
具体的には
- 生地が厚手のもの
- サイズが大きいもの
- 冷気を防ぐスカートがついたもの
などです。
ストーブなどの暖房器具を導入する場合は、大きめのテントが必要になります。
暖房器具の導入
やはり暖かく過ごすためには、暖房器具の導入が間違いありません!
具体的には
- 石油ストーブ
- ポータブル電源+あったか家電
- 薪ストーブ
などです。
石油ストーブや薪ストーブを使用する際は、
設置できる十分な広さと換気口などの設備を備えたテントを選ぶ必要があります。
また、就寝の際は
焚き火やストーブ等をで暖をとりながら寝るのは命の危険があるため、
寝具でしっかりと寒さ対策をすることが大切です!
冬用シュラフ(寝袋)やコットの導入
寝具での寒さ対策は、地面からの冷気がめちゃくちゃつらいので
地面から距離を取ることが大切です!
簡易ベットであるコットを導入すれば、簡単に地面と距離を取ることができます。
また、シュラフ自体を温かいものに変えてしまうのも有効で
ダウンがたくさん封入された冬用のダウンを使用するもおすすめです!
上記3つの対策で冬キャンプも温かく過ごすことができると思いますが、
色々と揃えるのは大変ですし、
重かったり、かさばったりするので
徒歩キャンパーや軽量キャンパーにはつらいところです。
車を利用するにしても、
車への積み込みや設営・撤収も一苦労です。。
そこで、続いては
手持ちのアイテムに+αすることで冬キャンプを楽しむ方法
をご紹介します!
3シーズン用シェラフに+αで冬を乗り切る
ストーブなど大型の暖房器具を持ち込まないとなると
焚き火+あったか寝床
で楽しむのが良いかと思います!
- 起きている時間は焚き火で暖を取る(もちろんアウター等を着込んで)
- 温まった状態でシュラフに潜り込んで寝る
という作戦になります!
徒歩キャンプでも持ち運べるおすすめの焚き火台については
下記記事で紹介しているのでチェックして見てください!
「焚き火+あったか寝床」作戦で重要になるのが
温かい寝床をどのようにして作るかということです。
冬キャンプにおける就寝時の寒さ対策としては
ことが先述した通り手っ取り早いです。
しかし、
冬用のシュラフを揃えるには
できるなら、まずは手持ちのシュラフで冬キャンプを楽しみたいところです!
今回は、
手持ちの3シーズン用のシュラフを活かす形での就寝時の寒さ対策をご紹介します!
手持ちのアイテムを組み合わせたり、
いくつか買い足すだけなので
では、早速見ていきましょう!
+αのアイテム
マット
春〜秋のシーズンのキャンプでもマットを使用すると思いますが、
地面からの冷えは直接身体を冷やす為、
冬キャンプではより重要性が増すアイテムです。
マットの断熱性を表す指標として
R値があります。
値が大きいほど、断熱性が高くなり
床冷えしづらくなります。
☆R値1.0以上 ・・夏キャンプ
☆R値2.1以上 ・・春〜秋キャンプ
☆R値3.3以上 ・・冬キャンプ
☆R値5.0以上 ・・極寒キャンプ
冬キャンプの際はR値の高いマットを使用することがベターです。
サーマレスト トレイルプロ
自動膨張式の4シーズン用マットレス。
地面からの冷気を中央のフォーム層で遮断し、
同時に上面の凹部に身体から出る熱を溜め込んで高い保温性を発揮。
R値4.4
重量820g
ニーモ TENSOR™ALPINE テンサーアルパイン
寝心地を犠牲にすることなく、高い断熱性を軽量かつコンパクトなパックサイズで実現したNEMOの登山用エアパッドの最高峰モデル
エアマット特有のフワフワとした寝心地を排除し、しっかりと安定した寝心地を実現。
R値4.8
重量475g(180cmのレギュラータイプ)
荷物が増えてしまいますが、
手持ちのマットにレイヤリングする方法もあります。
クローズドセルのマットやホームセンターで売っているような安価なアルミロールマット、
いわゆる銀マット等を追加して
のでコストを抑えたい場合は、そちらも検討してみましょう!
モザンビーク キャンプマット
ブランケット
自宅でも寒い時期には掛け布団に毛布を重ねることがあると思いますが、
冬キャンプにおいてもレイヤリングは有効な手段です。
ブランドをシェラフの内外に追加することで
暖かくすることができます。
ブランケットをシェラフの中に入れるか、
外側からかけるかについては好みが分かれるところですが、
外側に被せると寝ている間にズレて落ちてしまうので
シュラフの中に入れたほうがよいかもしれません。
シュラフカバー、インナーシュラフ
寒さ対策として劇的な効果はありませんが、
シュラフカバーやインナーシュラフを使用することで
多少寒さ対策にもなります。
シュラフカバーやインナーシュラフの役割については以下のとおりです。
シュラフカバーは寝袋の外側に取り付けるカバーです。
- 雨や結露からの防水
- 保温
- 汚れ防止
ダウンシュラフは水に弱く、濡れてしまうと保温性能が落ちてしまうので
それを防ぐアイテムになります。
インナーシュラフは寝袋の内部に入れる薄い袋で、
敷布団のシーツのような役割を果たします。
- シュラフ内部の汚れを防ぐ
- 寝心地を改善
- 保温効果
シュラフを頻繁に洗うのは大変ですが、
インナーシュラフ使用することで清潔な状態で保つことができます。
シュラフカバーやインナーシュラフは必須アイテムではありませんが、
服装での工夫と普段使いできるアイテムの導入
寝具類だけでなく、普段遣いもできるあったかアイテムを準備しておくのもおすすめです。
インナー(上・下)
アウトドアメーカーやアパレルブランドから販売されている温かいインナーを着用しておくのも
寒さ対策としては有効です。
私は、
無印良品の綿であったかインナー
を愛用しています。
ライトダウン(上・下)
軽量なライトダウンを準備しておくと、何かと便利です。
特に上着は普段使いでも、非常に使いやすく活躍してくれるアイテムなので
一着は持っておきたいアイテムです。
湯たんぽ
昨今、エコ暖房として注目を集めている湯たんぽは
自宅だけでなく野外でも使える
”ナカソト”アイテムの1つです。
キャンプではお湯を注ぐタイプのプラスチック性よりも
直火にかけられる金属性のものがおすすめです!
カイロ
ワンウェイアイテムですが、貼るカイロを活用するのも有効です。
首・背中・お腹・腰・ふくらはぎ等に貼るのがおすすめです。
冬の寝床 装備紹介
実際に3シーズンシュラフと組み合わせ
使用しているアイテムを紹介します!
マット
マットはNEMOのオーラミディアムマミーマットを使用しています。
種類としてはインフレーターマットに分類されるアイテムです。
マットのボトムには耐久性の優れる75D、トップに軽量な30Dポリエステルを採用することで
丈夫で軽量なパットが欲しいという要求に対して高いレベルで応えるスリーピングマットです。
内部には寝心地と耐久性を向上させる高密度のポリウレタンフォームが採用されています。
息を数回吹き込むことで、
収納時もエアマットと比較すると
また、マットに横たわったまま指一本で固さ調整を可能にする
マルチファンクションバルブを備えています。
パット内の高密度のポリウレタンフォームに縦横2方向の肉抜き加工を施すことで、
極限までの軽量化を図りながら、断熱性と耐久性が確保されています。
本体重量:500g
収納サイズ:20cm×12φ
使用時サイズ:160x51cm
断熱素材:ポリウレタンフォーム
厚み:2.5cm
R値:2.7
寝心地は抜群で、持ち運びに関しても比較的コンパクトになるので、
軽量・コンパクトキャンプにおすすめです。
マットのボトム部は丈夫な素材なので多少地面が荒れていても、
マットのパンクを恐れず、ガシガシ使えますし、
携帯性と撤収の手間を考えると、非常にバランスの取れたアイテムです!
R値は2.7なので、冬キャンプで使用するには少しスペック不足ですが、
個人的には使えないことはないと思っています。
体感としてはテント内の気温が氷点下になるとマットの上からでも若干冷気を感じました。
気温によっては、薄いものでよいので重ねられるマットを用意しておいたほうが安心です。
ちなみに全長が160cmと短いですが、
足りない長さの分は、サーマレストのZシートソルやバックパックを敷いて補っています。
氷点下になるときはクローズドセルマットを重ねて使うことにしました!
ブランケット
ブランケットについてはSnugpakのジャングルトラベルブランケットを使っています。
大判の中綿入り軽量ブランケットです。
軽量ですがしっかりと暖かく、キャンプだけでなく、
自宅でも少し寒いなというときにも活躍してくれるアイテムです。
撥水・抗菌加工が施されているので清潔に使用することができますし、
洗濯することもできるのお手入れがしやすい点も魅力的です。
収納する際も、コンプレッションベルト付きのスタッフサックに収納することで
コンパクトに収納することが可能です。
本体重量:700g
収納サイズ:15cm×15φ
展開時:縦163×横193cm
材質:
アウター生地 : ポリエステル「MicroDiamondDiamond」
インナー生地 : ポリエステル「Paratex Antibacterial」
中綿: 「Travelsoft」
インナーシュラフ
インナーシュラフはシュラフに合わせて、
NANGAのスリーピングバッグインナーシーツを使用しています。
寝袋の内部に入れることで肌面のベタ付き感を軽減したり、衛生的に保つことができる、
ポリエステルメッシュのインナーシーツです。
シュラフのシャカシャカとした生地が苦手という方もいるかもしれませんが、
インナーシュラフを使用すると寝心地も改善されますし、若干ですが防寒にもなります。
また、シュラフ内部の汚れ防止にもなるため、知人宅等で布団を借りす際にも
使用すると気兼ねなく、布団で寝られますよ!
サイズ:レギュラー(80cm×210cm)
収納サイズ:12cm×17cm
素材:ポリエステル
2024年秋よりエスケープビビィも導入してます!
冬キャンプを楽しもう
冬キャンプには寒さ対策がかかせませんが、
冬キャンプには沢山の魅力があります!
冬用のシュラフの購入は
ハードルがあるかもしれませんが、
まずは
手持ちの3シーズン用シュラフにアイテムを
プラスすることでも、楽しむこともできます。
是非、冬キャンプの魅力を体感してください。