
徒歩キャンプや公共交通機関を使ってのキャンプ旅の悩みのひとつが
食事です。
オートキャンプのように好きな食材を好きなだけ持って行ければいいですが、
バックパックスタイルでは、背負える重量も容量にも制限があります。
そこで本記事では、
船とバス移動が中心だった神津島旅で
・採用したキャンプ飯
・候補になったキャンプ飯
について紹介します!
インスタンとラーメンばかりだと飽きちゃう

軽くて、美味しい、お手軽や野外飯の定番といえばカップラーメンではないでしょうか?
日清食品の発明した『カップヌードル』をはじめとしたインスタントラーメンはもちろん、
最近では『カレーメシ』も便利で美味しく、お世話になっています。

そんな、手軽で美味しいカップラーメンもいつもいつも食べていては飽きてしまいますよね。
スーパーで新鮮な食材を購入すれば、美味しいキャンプ飯は色々と作れると思いますが、
暑くなるこれからの季節は、食材を野外で長時間持ち運ぶには保冷の面でも心配。
特にお肉やお魚などの生ものの持ち運びは慎重になります。
そこで今回、本記事では、
- 軽い
- 便利で美味しい
- アレンジもできる
と三拍子そろったお手軽で軽量なキャンプ飯をご紹介します!
是非、最後までチェックしてみてください!
軽飯のポイント

カップラーメンは、軽飯としてかなり優秀だと思いますが、
それは
ドライ(乾燥した)状態というのが1番の特徴ではないでしょうか。
乾燥した状態なので
①軽量で携帯性に優れる
②冷蔵保管も不要
なのです。
カップラーメンが備える
- 軽量
- 冷蔵不要
この2つを備える食材ををいかに組み合わせて
美味しいご飯にありつくかがポイントです!
クッカー選びも大切

食材選びも大切ですが、
クッカー選びも大切です。
重たいクッカーや使わないクッカーを持っていってしまうと、かえって重量が増えてしまい、
せっかく食材を厳選しても軽量化効果が無くなってしまいます。
・何を作るか
・手入れのしやすさ
・何人分の食事をつくるか
を基準にクッカーを選びましょう!
クッカー自体の重量も軽量化の視点では大切ですが、
クッカーに汚れがこびりついてしまうと厄介なので、
表面がコーティングされたクッカーがおすすめです!

作るものによっては、水で流してウェットティッシュで拭くだけの
スポンジと洗剤を使う場合にも、サッと洗えた方が嬉しいですよね!
お手入れ簡単で1〜2人前の調理をするのにおすすめのクッカーが
・ソースパン×2
・蓋
・フライパン
のセットですが、
今回の旅ではソースパン1つと蓋だけを持っていきました!
ちなみに、ソースパンとは別に
お湯沸かし用や取り皿に軽量なチタンカップを持っておくと何かと便利です。
エバニューの570FDカップが活躍!
クッカーについては、下記記事でも紹介しているので参考にしてみてください!


食材選びについて

食材選びのポイントを覚えていますか?
・軽量で携帯性に優れる
・冷蔵不用
でしたね!
上記2つの特徴を備えるおすすめ食材は
- 乾麺
- ドライ食材
- 粉末スープ
- 缶詰
です!
乾麺やドライ食材

カップ麺と同じくお湯や水で戻すことで食べることができる携帯性に優れた食材です!
少しくらい重量が増えても良いのであれば、
小さな保冷バックにカットした食材を入れて持っていくのもよし!
あるいは、現地調達ができるのなら
新鮮な食材を使えばOK!
現地調達ができない場合や、できるかわからない場合は
野菜やキノコ類などをドライ食材として持っていくことも選択肢にいれておきましょう。
料理の幅がぐーんと広がります!
粉末スープ

粉末スープは、朝食や夕食の際にスープとして飲むという
本来の楽しみ方もできる上に、
雑炊やお鍋などの味付けにも使用することができます!
1つ持っておくと、メニューによって2役の活躍をしてくれるのでめちゃくちゃ便利ですよ!
おすすめは、北海道ほたてスープ!
ほたてのダシが利いていて、そのままスープとして飲んでも美味しいですし、
料理にも使いやすいです!
下記からチェックしてみてください!
缶詰
缶詰は言わずと知れた保存食。
缶の重量とゴミが嵩張るというデメリットはありますが、
美味しさと常温での持ち運びを踏まえると
これを活用しない手はありません!
種類も豊富なので、
レシピに合わせた食材の缶詰を持っていきましょう。
おすすめキャンプ飯3選
おすすめのキャンプ飯3選をご紹介します!
パスタ

既にキャンプ飯に取り入れている人も多いかも知れませんが、はじめにパスタを挙げさせてください!
麺もソースもスーパー等で手軽に手に入れやすいですし、
携帯性や保存性に優れたパスタはキャンプにも相性抜群です。
マカロニなどの短いタイプはもちろんですが、
一般的なスパゲッティも半分に折ることで
大抵のクッカーで調理することができます。
パスタソースは粉末タイプのものであれば軽量ですし、缶詰や野菜など他の食材とも組み合わせてレシピを考えやすいのが魅力です!
粉末スープと組み合わせて、スープパスタ風にするのも良いかもしれません。
ビーフン
自宅でビーフンを作ったことありますか?
地域によってはあまり馴染みがないかも知れませんが、
ケンミンの即席ビーフンは、西日本では定番?で、私自身は幼い頃から馴染みのある簡単ご飯です!
フライパンに食材と乾麺のビーフン、水を入れ、
蓋を閉めて蒸すだけの簡単調理で完成します!
野菜を入れて簡単調理できるので栄養バランスも抜群!
お肉は入れなくても十分美味しいですが、
豚肉やエビを入れるのが定番ですかね。
なかなか生肉を持ち運ぶのは大変だと思うので
キャンプ飯としては、ソーセージやウインナーなどをカットしていれても美味しいです!
食べたことがなければ、是非とも一度お試しあれ!
忙しい日々の食事に取り入れるのもおすすめ!
雑炊

最後にご紹介するのが雑炊です。
お手軽にエネルギーを摂取できる、カップ麺やパンばかり食べていて
お米が食べたくなることありませんか?
尾西食品のアルファ米も便利ですが、ちょっとお値段が高いですよね・・
雑炊は、お米を炊かなくても、
具材はお好みの缶詰やドライ食材を入れ、
塩胡椒や粉末スープで味を整えることで
手軽に美味しく食べられるます!
春や秋など少し肌寒い時期であれば、
身体の芯から温まることもできます。
軽くて美味しいご飯は工夫次第!
自然の中でご飯を食べることで、少し大げさかもしれませんが、
地球のひとつの生命として自然に溶け込むような感覚を楽しむことができます。
食材をしっかり準備して、キャンプ飯を楽しむのも楽しいですが、
旅キャンプのように、身軽さを優先するような場合は、ぜひ本記事の軽キャンプ飯を参考にしてみてください!

