飛行機を活用してアウトドアを楽しむ
飛行機を利用すると、
離れた地域や離島に行ってアウトドアを
楽しむことができます!
アウトドアには、トレッキングポールやテント、シングルバーナーやクッカーなど、
様々なアイテムを持っていくと思いますが、
電車や車を利用する場合は、
荷物への制限はあまりありませんが、
飛行機の場合は持ち込みに制限があるものもあるので、
事前に確認しましょう!
飛行機を利用する際の荷造りや確認事項、対策について紹介していきます。
飛行機利用では2種類の荷物がある
飛行機を利用する際は、
- 機内持ち込み手荷物
- 預けの手荷物
の2種類に分けて荷造りをする必要があります。
機内持ち込み手荷物は、飛行機に持ち込むことのできる荷物ですが、
重さ、サイズ、個数に制限があります。
一方で預けの荷物は、
機内に乗り込む前に空港で預けて、
飛行機の貨物室に載せられる荷物です。
機内持ち込み手荷物には制限が有る!
まずは、機内持ち込み手荷物についてみていきましょう!
下記、ANAのルールを参考に紹介しています。
重さ
重さは10kgまでとされています。
空港で重量を測定することもできますが、
できれば、自宅で重量を測っておくと安心です。
大手航空会社は比較的緩いですが、
ジェットスターは厳しかったな(・_・;)
どうしても、重量オーバーする場合は、
後述しますが、預けの手荷物として飛行機搭乗前に預けることもできます!
サイズ
重さだけでなくサイズにも制限があるため確認しておきましょう!
100席以上の場合
3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内
かつ3辺それぞれの長さが
(55cm × 40cm × 25cm以内)
100席未満の場合
3辺(縦・横・高さ)の和が100cm以内
かつ3辺それぞれの長さが
(45cm × 35cm × 20cm以内)
個数
お一人様手荷物1個と
身の回り品1個まで
とされています。
身の回り品とはハンドバッグ、カメラ、傘など、
座席下に収納できる程度のサイズのものです。
手荷物については、
上記3つの条件をクリアしていれば、一部例外を除いて機内に持ち込むことができます。
続いて、飛行機や機内に持ち込めない物や制限のある物について紹介していきます。
飛行機に一切持ち込めないものある
飛行機に持ち込みが一切できない物は、
預けの手荷物としても飛行機に載せることができません!
つまり、飛行機を利用するのであれば
旅に持って行くことができない物になります。
代表的なものは
- 高圧ガス
- 火薬類
- その他有害物件
などがあります。
アウトドアに関連であれば、
キャンプ用のガスボンベや、
バーベキューで使用するような木炭、着火剤、
ファイヤースターターなどが
該当します!
これらは、
荷造りの際は要注意です!
ちなみに、
ただし、「青色の炎」「強力な炎」を出すライターは
持ち込むことができないため、
ターボライターは持ち込むことができない点は注意が必要です。
機内持ち込みはできない物
機内持ち込みは制限されていても、
預けの荷物であれば飛行機に載せられるものもあります。
代表的な物は、
工具やハサミ、ナイフ類などの
凶器になりうるものです。
預け入れの荷物に入れておく必要があります!
ペグやチタン製のカトラリーも
保安検査で引っかかる可能性があるので
できれば、預け入れの荷物に入れておきましょう!
ちなみに、チタン製のお箸は
保安検査所で引っかかったものの、
現物を見せて機内に持ち込むことはOKでした!
また、登山やハイキングをする場合、
トレッキングポールやアイゼンを持って行くことも考えられますが、
旅に持って行く際は、
機内持ち込みできない物は預けの荷物に入れよう!
ちなみに、私自身も北海道へ旅に出る際、
自分では、預けの荷物に入れているつもりでしたが、
マルチツールが機内持ち込み予定のバックパックに入っていた
という経験があります。
保安検査所の職員の方に
「一度、保安検査所から出て荷物を預けに行く時間はないので廃棄するしかない」
と言われました。
お気に入りのアイテムでしたが、
飛行機の時間も迫っていたので
苦渋の決断をするしかないか…
と諦めかけていたときに、
閃きました…!
ダメ元で、
「郵送とかできますか…?」
と聞いてみました。
「えぇ…着払いになりますが、できますよ!」
?!!(できるんかい!)
搭乗締切時刻までにはもう少しだけ時間が
あったので、
発送伝票をかいて、
お気に入りのアイテムを手放すことになりそうだったので肝を冷やしました(・・;)
万が一、同じようなことがあったら
マルチツールは無事に帰還しました!
ガス缶は現地調達するしかない!
飛行機を利用するのであれば、
炭や薪を持っていこうと考えることは少ないでしょうが、
ガス缶はどうでしょうか?
キャンプ場や山頂でお湯を沸かすのに
シングルバーナーとガスボンベを持っていきたいところですが、
飛行機で持って行くことができないので、
現地調達するしかありません!
帰路も飛行機を利用するのであれば、
ガスボンベを持ったまま飛行機に乗ることができません。
現地調達して、使い切る見込みがない場合は
価格の安いCB缶がおすすめです!
下記、記事も参考にしてみてください。
余裕をもって行動しよう
飛行機を利用する場合は、
何かと持ち込む荷物に制限があって面倒です。
- 機内持ち込み手荷物
- 預けの手荷物
と分けて荷造りをする必要があります。
万が一、トラブルが合っても対応できるよう、
飛行機を上手く利用して、
普段はなかなか行けない場所で
キャンプや登山などアウトドアを楽しみましょう!